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チタン合金の種類と特性|選定の基礎
チタン材の選定は、単に「強い材を選べば安心」という話ではありません。設計・調達・加工の実務で起きやすい誤解(用語の呼称揺れ、熱による特性変化、規格対応のずれ等)を先に整理しておくと、判断のブレを抑えられます。
本稿では、比重 4.43 g/cm³、引張強度 895 MPa 程度、耐力 828 MPa 程度、ヤング率 約110 GPa、使用温度の目安 350℃ といった主要数値を軸に整理します。
純チタンとチタン合金の違いは、強度だけで切り分けると判断を誤ります。材料選定の会議では、実際には性能・コスト・加工性の三角比較で結論を出す場面が多く、その前提に立つと、耐食性と成形性、調達負担まで含めて純チタンが有力になる案件は少なくありません。