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チタンAMの実務判断を1本に集約。PBF-LB・EBM・DEDの比較表、Ti-6Al-4V(Grade 5/23)の選び方、応力除去670℃×5hやHIPなど後処理、航空宇宙・医療・産業での適用条件、コスト・品質保証まで整理します。

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チタン粉末冶金でMIMとHIPのどちらを起点に考えるかは、部品の勝ち筋を最初に決める論点です。小型で複雑、かつ量産が前提にある案件ではMIMが検討候補に上がりやすく、高密度化や内部欠陥の除去、大型部品やAM後処理まで含めるならHIPから設計条件を組むのが実務的です。

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チタン加工費は材料費だけで決まるものではなく、材料費・加工費・検査費・在庫費の積み上げで決まります。とくにTi-6Al-4Vのような代表的な高強度材は、低熱伝導率と難削性の影響でアルミより加工負担が重く、図面と発注条件の詰め方で総コストに差が出ます。

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チタン鍛造の熱間と冷間は、温度だけで選ぶと判断がぶれます。実務では形状・サイズ・精度・ロット・材種の5軸で整理し、そのうえで熱間、冷間、温間、あるいは複合工程を当てはめると、見積もりから工程設計まで筋の通った判断になります。

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チタンに色を付けたいのか、性能を上げたいのかで、選ぶ処理は最初に分けて考えるべきです。識別や意匠なら陽極酸化、摺動・高温・耐摩耗ならPVDが第一候補で、この判断だけで選定の迷いはだいぶ減ります。

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チタンで「面粗度を上げる」と言うと紛らわしいのですが、本記事では表面品質を高め、RaやRzの値を小さくする意味で扱います。対象は、Ti-6Al-4V の仕上げ条件を詰めたい加工担当者や、生産技術・設計の立場で目標粗さから工法を選びたい読者です。

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チタン加工が難しいのは、単に硬いからではありません。熱が刃先にこもる低い熱伝導率、たわみとスプリングバックを招く低いヤング率、工具との凝着を起こしやすい化学反応性、のこ歯状切りくず、高い比強度が重なって、工具摩耗とびびりを同時に呼び込みます。

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Ti-6Al-4Vの熱処理は、応力除去と焼なまし、溶体化と時効を同じ箱で扱った瞬間に判断を誤ります。鍛造材・圧延材とLPBFなどのAM材では出発組織が違うため、狙うべき温度域、保持時間、冷却媒体、さらに時効温度まで整理して見ないと、強度も延性も靭性も読み違えます。

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チタンAMは「3Dプリントできるか」よりも、「どの方式を選ぶか」で結果が分かれます。航空宇宙・医療・産業機械で部品設計や調達に関わる中級者にとって、LB-PBF、EB-PBF、DEDの違いを精度・表面・サイズ・疲労・後処理までつなげて理解することが、見積の外れを減らす近道です。

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立上げ直後のチタンTIGで焼け色が安定しない場面でも、ウィービングを止めてガスレンズ+大径カップに替え、後流を20秒まで伸ばすだけで、ビード表面が銀〜淡色に落ち着くことがあります。

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試作立ち上げの現場では、チタンの冷間90°曲げで角度戻りが収まらず、300℃級の温間へ切り替えたところで狙い角度に落ち着く事例が報告されることがあります。これは現場経験に基づく事例であり、材種・板厚・R/t・潤滑などの条件に強く依存します。

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Ti-6Al-4Vは、強度と耐食性に優れる一方で、低熱伝導率と低ヤング率、材料の反応性の高さが重なり、条件の外し方ひとつでびびり、溶着、チッピングが連鎖しやすい代表的な難削材です。現場では、旋削・ミーリング・ドリリングごとに最初の数値をどう置くかで、その後の収束速度が大きく変わります。